馬鹿とハサミ
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馬鹿とハサミ

ひなこ

筋間サンの眼光に撃ち抜かれたのです

2024年9月7日
愛してやまない作品が完結してしまった。嬉しいような寂しいような。。ひなこ作品であることはもちろん、タイトルと表紙に釘付けで1巻から即買いでした。筋間さんの眼光!最初のページの筋間さんのセリフ『何』。『何?』でも『なんだ?』でもなく、ただ『何』。たった一言なのに筋間さんという人が現れてる気がしてすごく好きなセリフです。タイトルにある馬鹿とハサミ、まさに笑えるほど陽介です。ナイフにも銃にもなれない陽介の気質そのもの。そしてそのハサミを使う筋間さん。切れ味悪そうなハサミだけど、あらぬ方から切りに来ることもあるから要注意だけど、結局、使い手の筋間さんの思う通りになるところが素直で可愛い。立ち直りも切り返しも早くて、そんなところも筋間さんに合うんだろうな。完結したけど、スピンオフになりそうな話も出そうで楽しみです。でもやっぱり、筋間さんが好き。一重の殺人的眼光で見つめられたら、、なんて想像しては悶えます。コーヒーに砂糖3個くらい入れた甘さからハバネロのようなハードさを存分に楽しめます。もっと続いて欲しいけど、コレくらいで完結した方が読者は萌えていいのかも。番外編、待ってます!
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