このレビューはネタバレを含みます▼
雑紙で読んでいたんだけど、最初の方を見逃していたことを思いだし、コミックスで読んでみた。
冬房承先生の絵は凄いよなぁ。
実は今作品のファンタジー、こちらの作品より好きで、先生の絵に合っている!!ので、そちらもコミックス、楽しみにしている。
何度読んでも、鈴原に風見の原稿を売った理由がわからない。というか、どれなのかわからない。
鈴原の退屈を取り除きたかったのか(ファザコンだから)、風見の文才を改めて感じて、抱かなかった恨みをぶつけたのか、風見への気持ちを再確認して、これ以上いたら辛くなるから遠ざけたかったのか、風見の創作が鈴原の手にかかるとどう化けるのか試してみたかったのか。
なんか色々考えるんだけど、作中にその答えが見出だせなかったんだよね…理解力足りないかな。
鈴原も風見も、怒ったけれど理由を問わなかった。
鈴原は、なんとなくわかっていたっぽいが。
だとすると、やはり幾世の無自覚の怒りが理由なのかなあ…
と、色々考えました(笑)まぁ、幾世は無自覚Mだからな。どっちからも責められたかったのかも。
SMをベースにした作品。でも、エチは最後しかない。そう、だからSM作品なんだよ!