聖女のはずが、どうやら乗っ取られました
吉高花（「オーバーラップノベルスf」刊）/じさま/縞
このレビューはネタバレを含みます▼
6巻くらいまでは面白かったけど、9巻で個人的に完全失速と感じました。あの手この手で内容変えても結局は、ヒメの暗躍→アニスとレクトールがやられつつ反撃→ヒメ失墜からの這い上がり暗躍→繰り返しパターンでおなかいっぱい。
ラブコメディと書いてあるけどラブになり切れてない上に、レクトールの魅了スキル活用で手広くナンパでアニスが嫉妬で傷付くパターンも多くて、ヒーローを出来る男に描きたいんだろうけど、読者からするとナンパ野郎に魅力は感じず。たとえ策略だったとしてもアニスが可哀想、アニス一筋だとしても消化不良起こすストーリー進行に不満が溜まっていくというか、あれ、ここまで書いて気付いたけども面白みがないまま読んでたわ。
ロロの使いどころによってはヒメも王妃も瞬サツ出来るだろうに、やらないから聖女なのか、無駄に引き延ばしせずにいい加減スッキリして欲しい。
いいね
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG