このレビューはネタバレを含みます▼
はああああああああ
やっぱりツラい
ツラそうで読むのを躊躇っていた作品でしたがもう何度も読みかえしてます。小さなカットにも意味があって何度読み返しても あ!と気づかされるスゴく丁寧に描かれてる作品です。アニメ化や映画化とか何も知りませんでしたが、本当に深い、、登場人物全員の気持ちを丁寧に表現されたスゴい作品です!でもそのおかげで感情が揺さぶられてズーンと感情が引きずられてしんどい、、、
真冬と由紀は子どもの頃からのお互いがなくてはならない2人で、幼馴染、恋人、家族、、、お互いがお互いの全てみたいな結び付きを知れば知るほど由紀の行動がどうしても理解出来ないし、真冬がかわいそうでツラい、、由紀がどれだけ真冬を好きだったかどの表情にも表れてるし真冬も由紀のそばで安心しきった幸せな表情で、、由紀がなんでそんなことをしたのかしんどいです
でも個人的には 雨月、梶、春樹の大人チームが刺さりまくりでツラい、、春樹は優しくていい人だから幸せになってくれてうれしいけど、雨月の泣き顔がツラすぎです、、お互い本当は大好きで大好きで仕方なくて大好きすぎて存在が大きすぎて一緒にいるとしんどい、、ただただ好きあってた高校生の2人の空気感がすごく好きでした。お互いのために別れを選ぶんじゃなくて素直な気持ちをもっともっと伝えて欲しかった、、2人の別れ話の時の、バイオリンは雨月さん、ドラムは春樹のことを言っているような気がして雨月さんの バイオリンを捨てるの!?の叫びはグッときました、、
でもきっと梶は春樹のようなおだやかで包み込んでくれる人の方が素直に甘えれるんだろうな、、、
真冬の中にも一生由紀がいるし、雨月さん、梶の中にも一生お互いがいるんだろうな、、
レビューで先生が今10年後を描かれているとのことで、雨月さんがバイオリンで成功だけじゃなく心から幸せになっていて欲しいなと思います