純情刑事とうさぎの涙
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純情刑事とうさぎの涙

桜部さく/水綺鏡夜

刑事ノンケ攻め×不憫受け

ネタバレ
2024年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 和樹39歳、刑事。優27歳、クリーニング店のバイト。出会いが地元商店街の小料理屋という昭和か〜って感じですが、ほのぼのと始まります。もともとノンケで男とヤるなんて無理!って感じの和樹がなぜか優にだけは特別な感情を抱く過程が若干こじつけかな〜って気は少しします。優が小動物的で庇護欲をそそりかわいいってだけなので。もう少し気持ちを育む時間が欲しかったかなぁ。優は最初から収まりが悪い感じで登場します。小料理屋でお酒頼まずお水でいいとか。質素なアパート住まいなのに質のいいブランドの服着てるとか、27歳でバイトとか。キスは初々しいのにHは慣れた感じがするとか。この辺りの和樹の観察眼はさすが刑事。和樹の勤務時間が不起訴だからおうちご飯デートのみ。ストーリーは2人の描写よりも捜査の方が多いのでサスペンス感はありますが、お付き合い自体は地味。この辺りも昭和っぽいのかなー。優視点のSSとか読みたかった。和樹ー、来年のクリスマスは優が喜ぶサプライズしてあげてね。優が用意してて渡さなかったプレゼント、なんだったのかなー。
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