幸せな結末を期待





2024年9月15日
ストーリーのパターンとしては、よくある形から始まる。不幸のどん底に居た主人公が冷徹と噂される王や貴族に嫁がされる。タイムリープもよくある形ではあるが、この主人公は運命を避けようと立ち回ったり、自分は皇妃に不相応だからと卑屈になったりしない。確かに気弱になったり、オタオタするシーンもあるが、恐怖の対象でしかなかった従姉妹に立ち向かっていく姿勢が実に爽快だ。その姿にリカルドもどんどん惹かれていく。マルグリットには相応の報復を、主人公には素晴らしく、幸せな結末を期待したい。

いいねしたユーザ4人