雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック)
」のレビュー

雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック)

アラカワシン/戸倉儚

主人公の葛藤?

ネタバレ
2024年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公は付与術師で、パーティーから使えないからと追放され、同郷の女の子に誘われて上位のパーティーに加入することになるんだけど、お試し期間の時にダンジョンのボスを単騎で討伐する。
付与術師としてもかなりの使い手で、理論に基づいた付与をしているため、お試し期間とは言え、エースとしての地位も確立していく。
一方、追放した側のパーティーは一気に瓦解していくのではなく、大きなダメージを受けながらも評価は上々になっている(7巻時点)。
主人公としては、居心地の良いパーティーのはずなんだけど、時折聞こえる謎の声に葛藤し、結局一人でダンジョンへと向かい、ダンジョンボスと一騎打ちをすることになる。
それも、自己満足を得るためなんだろうけど、このままだと今のパーティーからも抜けそうな気がする。
最終的な目指すところが分からないからだけど、主人公を中心に問題が発生するのかと思ってしまった。
個人的には「継続を考えてしまう」作品かなぁ。
でも、好きな人には良いと思った。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!