だって望まれない番ですから
」のレビュー

だって望まれない番ですから

一ノ瀬七喜

時を超えて

ネタバレ
2024年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 竜族の第三王子の望まれない番として疎まれながら生きてきた人族のヒロイン。名前も呼ばれず、触れることさえ拒否され次第には城に幽閉されるがごとく、外出さえも禁じられ……。
体の弱いヒロインは健康のために様々なお茶を飲む事で、健康な身体を保っていた。あの日あの時までは……。
250年前のある日、侍女が淹れたお茶を口にしたしばらく後にヒロインは苦しみ抜いてこの世を去った。これはきっと第三王子の仕向けた仕打ちであると疑いもせずに‥‥。
250年後、生まれかわりの番として新たに生を受けたヒロイン。ある日王族から届いた手紙を手にし、過去の記憶と自分の感情とで揺れ動く。もう二度とあの苦しみを味わいたくないと、国からの逃げようとするが王族の命により国によって管理され封鎖され……。
ここまでのレビューはまだまだ序盤。
愛情、嫉妬、友情、策略、魔法、悔恨……様々な思いや感情に揺さぶられました。出来れば夫婦になったふたりのその後が読みたいです!
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