ウサ耳おっさん剣士は狼王子の求婚から逃げられない！
志麻友紀/星名あんじ
このレビューはネタバレを含みます▼
冒頭から厄災を倒すまでの勇者と仲間達の話は何処かで読んだことがある話。完読を挫折しそうでした。
倒した後から、狼王子の兎耳剣士への溺愛とプロポーズが止まらず、毎度断られるのに溺愛。スノゥも断るのに流されてベットになだれこみ。それぞれの個性が際立ってきただんだん読んでいて楽しくなっていきました。スノゥの父親の王様もなんだかんだで愛情表現不器用なヤツ？かなとか、ノクトの父親王様は、仕事出来の賢王なのにスノゥは兎ちゃん呼びでただただかわいがりたいだけのラブリー？な王様。と言っても政治的駆け引きなところはしっかりと書かれているので、溺愛で、いたしているだけの話ではないから
最後まで面白く読み切りました。特に双子を産む時のスノゥの叫びも王様の反応も、ちびっ子たちとの家族の会話も笑いとホッコリもありで楽しめました。ただ、兎耳剣士は美しい顔なのに無精髭があるのだけは想像出来なくて、頭の中で人物が動かずちょっと残念。
しかも剃ったら白くてスベスベお肌はないと思う。きっとお髭の下は青いっす。
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