好感度ゼロからはじまる宰相閣下との結婚生活
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好感度ゼロからはじまる宰相閣下との結婚生活

茅谷しょうゆ/マチバリ

甘〜〜い!(笑)

ネタバレ
2024年9月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現在9話まで。とにかく甘い新婚生活!トリスタンがこんなに一途でその気になればすぐ結婚の許可が出る人物なら、王家公認で恋人関係にもなれたと思うけれど…本人的には進言だった言動をアデラが意地悪と捉えていたのを考えると、本当に口下手なのでしょうね。アデラに男性が近づかない様に後ろから睨みをきかせるのが精一杯でした。でも姉の嫁ぎ先に連れて行く話に待ったを掛けて、即結婚に持ち込む行動力は流石です。
トリスタンにはアデラが望むものが的確に分かっています。かつて自分を元気付けてくれた聡明な少女が、周囲から期待されずに萎れていく様子をずっと見てきたからです。アデラにとって公爵夫人として直接領地経営に関わる事は、制限が多い王女より向いているしやり甲斐があります(姉はこき使われていると怒るのでしょうね)。でも王家の人達が彼らなりにアデラを愛しているだろう事も伝わります。
ラックの無礼さは目に余りますね。怒られてもトリスタンが言えない事をオレが代わりに言う!という独りよがりさ…上官が監督責任でクビが飛びそうですがそこには思い至らないのでしょうね。見習いの子供ならともかく(それなら王族の前には出さないだろうけれど)正式な近衛騎士であの態度は無い!それにアデラがいなければ、ラックが心酔するトリスタンは出来上がらなかったと思うよ?
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