没落伯爵令嬢は家族を養いたい
」のレビュー

没落伯爵令嬢は家族を養いたい

ミコタにう/椎名咲月

まだるっこしい

2024年9月25日
ジャンルとしては没落令嬢の復興もの。当主の父が亡くなり未亡人になった母と幼い妹と3人になってしまった主人公が没落になると知った〜の身の立て方が書かれている訳ですが。。2巻途中迄読んだ時点で没落決定当日からほんの数日しか経っておらず、(1週間経って無さそう)本人主観での話の進め方ですが、兎に角、まだるっこしい。状況説明を逐一し、それに対しての本人の感想、を延々と書かれているので集中して読んでいるとしんどくなって来ます。一話毎に前回のあらすじが入ってそうな勢い。今まで父親に暴力振るわれて家族が心の傷を負って大事なのは分かるけどずっとかわいいかわいいかわい(げふんげふん)とか(以下略)を繰り返されるとしらけてくる。あー、ハイハイ。ってなって来ます。もう少しサクサク先へ進んで欲しい所。説明要らんし会話で済ませられるよ。復興の取っ掛かりとして前世の知恵を頼るのは良いけれど、後見人やレシピ等の登録の話だけで本2冊かけて書く内容では無いかと。何回関係者家に呼び寄せてるんだ。(全部細かく書かれている)その回数分同じ人なのに全部紹介説明入る。くどい。このままのスピードでは領地経営(あるだろう)や結婚等の人間関係の話はいつ出るんかな…と言う感じです。丁寧に書こうとする姿勢は好感持てるけれど丁寧過ぎると毒になる。続けて読めるか試されている気がします。話の方向は悪く無いので星2つ。
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