踏んだり、蹴ったり、愛したり
」のレビュー

踏んだり、蹴ったり、愛したり

壱屋すみ

やきもきする

ネタバレ
2024年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 五巻まで読んでのレビューです。


正直やきもきします。いい歳した大人がずーっとうだうだしてるのを五巻まで読ませられると、ちょっと苛々してくるというのが発見でした。

結局二人とも失敗したくないでも離れたくない失敗するくらいなら今のままで良いでズルズルと長々とつるんでいる感じです。
なんとも白黒ハッキリしないです。両思いだけど両思いっぽくない。悪態をつきつつ言っている事とやってる事が違くて、はぁ~?何がしたいんだこいつは~?となります。
そんな体たらくでイイ女感、イイ男感を振り撒いてるのがまた鼻につきます。

ただ、作者さんは男女が憎まれ口を叩きながら延々とつるんでいる感じを描きたかったようなので、作品としてはこれで合ってます。作者さんが描きたいものを描けてるんだなと思います。
アオハル系でも無いのにお互いにいちゃもんつけつつ実は惚れてる、この進展のしなさを心地良いものと思えるかは読む人の好みだと思います。
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