胸熱





2024年9月27日
「君に降る言の葉は」が良かったので読んでみました。この作者様の表現力が凄くて自室の静寂の中で読んでいるのに、まるでその場に居るような臨場感。奏者の爆発的なエネルギー、疾走感、客の歓声、グルーブ・・・何もかもが鮮やかに感じ取れる。
内容はタイトル通りなんです。でもね・・・客観で見ていたのに、気が付けば作中に連れていかれてる、強制連行。行き場のないエネルギー、衝動、劣等感、抑圧と葛藤、・・・青春のアレコレをもう知っているんです、青春を終えた世代ならとっくに分かっているんです。それが”懐かしさや青さ”ではなく”胸熱”の感覚で蘇らせてくれる。作中の静けさですら、そのもの悲しさを寂寞として汲め、時に泣き出したくもなる。なんでしょうね、この参加型バーチャル”エモ”リアリティー体験みたいなの。作者様の表現力に只々感心するばかり。今後の作品にも期待が高まります。
内容はタイトル通りなんです。でもね・・・客観で見ていたのに、気が付けば作中に連れていかれてる、強制連行。行き場のないエネルギー、衝動、劣等感、抑圧と葛藤、・・・青春のアレコレをもう知っているんです、青春を終えた世代ならとっくに分かっているんです。それが”懐かしさや青さ”ではなく”胸熱”の感覚で蘇らせてくれる。作中の静けさですら、そのもの悲しさを寂寞として汲め、時に泣き出したくもなる。なんでしょうね、この参加型バーチャル”エモ”リアリティー体験みたいなの。作者様の表現力に只々感心するばかり。今後の作品にも期待が高まります。

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