このレビューはネタバレを含みます▼
性的な眼差しを無視できるような、心の寄り処を
求めていたニコラス。恋人もセフ レも実は渦巻く欲望の駆け引きの末に単に自分の側にいるということを知って…
周りの視線から自由になれず、恋人にぞんざいに扱われても自分の意志を打ち殺して相手に合わせようとするニコ君は、留学で初めて、他人に頼らず自分から意思表明できるようになって帰ってきます。
こちらの妄想は、攻めとしては覚醒したカイのほうが見応えありそうな気しますけども、最後のスニーカーがどうしてもシドっぽい(笑) 「振られた」と語るカイと「別れた」とシドのことを言うニコ君だったので。