酔いどれ恋をせず
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酔いどれ恋をせず

橋本あおい

ご飯風景がとても美味しそう

ネタバレ
2024年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 利き酒師:水澄(受け)と蕎麦職人:誓(攻め)の話。
八方美人が禍して無職になった利き酒師が、一夜の相手にした男と後日再会して、腕の良い蕎麦職人と知り店に雇って貰う。都合良いけど、好きな展開。
躰の相性は最高で、料理人としても腕が良く惹かれているのに、ノンケへの恋にトラウマがあって心にブレーキかけているわちゃわちゃが楽しい。
エチシーンは、舌の動きがエロくてトロトロになりながら激しめに翻弄されてるの素敵。
sexにはルーズだけど、仕事出来る人達の大人な付き合いしてるの良き。2人の職場が同じ店なので仕事の様子も描かれて、何度も読み返すくらい好きな作品。
2巻では、水澄のトラウマを偶然知って距離感に迷う誓、対して、距離を置かれたことで自分との関係に後悔していると思い込む水澄。更にトラウマの原因や誓の元妻が現れて水澄を混乱させる。怒濤の勢いで展開して目が離せない。
水澄は、気持ちを誤魔化すために、屁理屈捏ねているが、酔うと本音が出たり、流されやすいチョロさが本音と建前の違いが浮き出て、アホ可愛い。
誓は、硬派だけどエロには積極的で、自分に嘘が無いところが好感度高い。
相性の合わない人はいても嫌な人はいないので、人間関係に恵まれていて安心して読める。
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