このレビューはネタバレを含みます▼
もう大号泣でした!でも悲しい涙ではなくて心に染み入る涙でした。
特に下巻になってからの明かされる真実は読み応えありです。伊吹のバックグラウンドに切なくなりました。
舞花のお父さんが鬱陶しいくらい情に厚いやつがいいんだ!と見込んで舞花を伊吹に託したことに胸が痛くなりました。それに応えようとパパとして一生懸命に頑張る伊吹に胸がいっぱいになりました。
悠真の元カレ以外は、誰一人嫌な人物が出てきません。ゆっくりと丁寧に心情が描かれているのでBLというより家族の物語でBLの枠にとどまらない心に響く作品です!
素敵なシーンや言葉が数えきれない程あり読んで良かったです!
あと、舞花が賢く行動力があってパパ想いでとにかく良い子で舞花のハプニングによってストーリーも動きます。最後の結婚式の手紙も涙でした。血は繋がらなくてもいびつではなく充分に愛のある家族でしたよ!
とにかくストーリー重視の方なら大満足の作品なのでおすすめですよ!
できれば続編もみたいです!