このレビューはネタバレを含みます▼
一巻無料の時に一冊読んで面白かったので、6巻まで読みました。この、何とも(良く言えば)明るい(悪く言えば)軽いノリが、まぁまぁな割合で合わない人もいそうですが、私には次から次へ読みたくなるくらいに楽しかったです。
巻が進むに従って、私が予想していたよりもどんどん世界観の広がりをみせ、それによって新たな設定が加わる訳ですが、それが後出しジャンケンを思わせるんですよね…。いえ、本当のところは分かりませんが、ぶっちゃけ「ご都合主義」に走っている気がしないでもなかったです。というか、そう感じる人がいるかもっていう程度です。元々私はご都合主義ウェルカム派出すし、それもこれもジュンヤが面白おかしくツッコミを入れながら進むので、違和感もないし全て込みで楽しめました。
あともう一つ、合わない人がいそうだなと思う点をあげると…複数攻めですよね。これは、地雷って人が一定数いそうな気がします。この点は、受けが無節操なのか私が無節操なのか分かりませんが、好きではなかったはずなのに何故か許容範囲で嫌悪感もありませんでした。ジュンヤのボヤキとかツッコミが面白くて楽しくて、攻め達同様に好きになったら許すしかないって心境になったみたいです。そういう不思議な魅力のあるキャラだと思います。とはいえ巻数も多いことですし、購入前に一巻無料の機会に試すか、高低のレビューを読んでの判断をおすすめします。