このレビューはネタバレを含みます▼
1での始まり方は、正直応援したくなるようなものではなかったけど、ラストまでにはわだかまりも消えたように思います。2は、お付き合い編なので1でヤキモキ・モヤモヤした分、安心して見ていられました。
1では、檀野の弱々しさからくる自虐さにも似た痛々しさが強かった気がしたけど、2で木下からの愛情や熱情が伝わるうちに愛され慣れてきた感じが見てとれて、どんどん表情が明るく優しく、ついでに可愛くなってくるのが分かりました。二人の恋愛話だけでも良かったと思うけど、檀野と吉井の友情や木下のカミングアウト、更にはさりげなくJKが絡んできたりと、シチュエーションが山盛りかと思いきや全然そんなことはなくて…変な当て馬が出て場を掻き回すことなく上手い具合にすれ違いや勘違いを誘発して、キャラ達に考えさせていたと思います。
脅迫めいた始まりから一転、真面目で素直で一本気なDKらしさが出ている爽やか可愛いお話でした。