王子と小鳥
」のレビュー

王子と小鳥

山中ヒコ

切なくて切なくて…

ネタバレ
2024年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「王子と小鳥」最初コメディチックな始まりなのに、読むとやられます。色んな想いが重なり合って、涙のハーモニー生みます。(少なくとも私は生まれました)
大事な物を壊す事で守ってきたハーリドが、壊す事のできない大事な物ができた時の守り方がもう…
スズキの逃げて会いに来るから、って愛の伝え方もいい!
「淋しさの値段」こちらも余韻や余白が多くて、読んでてしんみりしました。でもこれからを信じたくなる、そんなお話です。
どちらもその余白、余韻から読み手が物語を紡ぐ事ができるのですが、もうちょい続きを…!!と思ってしまいました。
でも大好きな作品です!
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