小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する
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小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する

守雨/藤ヶ咲

覚醒が止まらないヒロイン

ネタバレ
2024年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 転生作品の思い出した!とか、前の記憶を生かして!とかに少し飽きてきて…イラストの美しさと内容に惹かれて読んでみました(下巻の2人が年相応な大人の雰囲気で美しく素敵です!)。父の教育も素晴らしく、知識と度胸と冷静さを持つ素晴らしいヒロイン。王家に駒のように利用され続け悲しいけど、だからこそ全てが覚醒されてからがスッキリ爽快!政治絡みや取引や材料説明と、金勘定の内容は難しい。でも邪魔がないのでスムーズに進んで面白い。ただ下巻ラストではあっさりと簡単に奪えたので、密かに遂行する部分ではもっとドキドキハラハラが欲しかったかなぁ。
人脈も味方も増えジャムとかヒリを使った料理やデザートが美味しそうで、ヨダレが垂れそうにもなった。書き下ろし番外編はもっと先を読みた〜い!クラウディオ新国王と新宰相の数年後も読みたくなりました。
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