モノローグの言葉の美しさ





2024年10月6日
感情を表すのが不器用で、そんな自分を諦めてつつ書くことで何かを模索する雪人と、過去のトラウマから感情を伝えることに臆病な本好き日向。
欠けているものを自覚していない雪人の欠けを、日向の言葉がピンポイントに埋めていきます。そして日向は雪人が紡ぐ文章に救われる。
惹かれ合うのも道理。けれども精神の深いところではパズルのピースみたいに嵌るのに、それを伝えて合うことができないゆえのすれ違い。
不器用な言葉のすれ違いを、要所のモノローグの文章が補って、読んでいて切なさで心が鷲掴みにされます。
ラストの雪人の柔らかな笑顔に撃ち抜かれました。
作者様の繊細で美しい文章がとても好きです。
2人のその後を読んでみたいです。
欠けているものを自覚していない雪人の欠けを、日向の言葉がピンポイントに埋めていきます。そして日向は雪人が紡ぐ文章に救われる。
惹かれ合うのも道理。けれども精神の深いところではパズルのピースみたいに嵌るのに、それを伝えて合うことができないゆえのすれ違い。
不器用な言葉のすれ違いを、要所のモノローグの文章が補って、読んでいて切なさで心が鷲掴みにされます。
ラストの雪人の柔らかな笑顔に撃ち抜かれました。
作者様の繊細で美しい文章がとても好きです。
2人のその後を読んでみたいです。

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NO さん
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