冷酷な狼皇帝の契約花嫁~「お前は家族じゃない」と捨てられた令嬢が、獣人国で愛されて幸せになるまで~
」のレビュー

冷酷な狼皇帝の契約花嫁~「お前は家族じゃない」と捨てられた令嬢が、獣人国で愛されて幸せになるまで~

百門一新/宵マチ

ストレスなく読める、のですが…

ネタバレ
2024年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインの母国とか家族はまあまあひどかったですが(虐 待というよりも徹底した冷遇、いじめ)、もっとひどい扱いされるヒロインが溢れかえっているラノベ界では虐 待レベル中の中~上って感じでしょうか。

わりと早い段階で獣人国編に入り、そこからはびっくりするくらいみんなが良い人で、テンプレな悪役令嬢も悪人も出てこず、ピンチや事件もなく、もう本当に最後までストレスなく読めました。

ただ、なんだか全体に淡々としていたというか、恋愛味とかそのキュンとか、その他の展開もいまいちワクワクとかが足りず、物語に感情移入ができなかったです。
挿絵もかなり少なくて、もうちょっと欲しかった。(挿絵があるだけ良いんですけどね)

あと他の方も書いていますが、1巻6章、二人の思いが通じ合った大事なシーンでヒーローの名前の誤字。
よりによってあのタイミングでヒーローの名前を間違うとは。
1巻前半、2巻にも誤字や送り仮名のミスがありましたし、校正甘いなと感じました。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!