奥津城村の愉快葬
」のレビュー

奥津城村の愉快葬

池玲文

可愛い4CPの短編集

2024年10月8日
10/14までセール中。推しの作家さんの1人なので、レビュー評価(現在3.9)とちょっと低かったですが、あらすじも何も確認せず作家買いしました。作品全制覇目指してます。

池先生と言えば、エロいエチぃが眼福だと思いますが、今作品はほぼ無くて、可愛い内容の4CPの短編集となっております。なのでそこ期待して読むとちょっと期待外れ感あるかも。先生自身もあとがきで「自分の本としては可愛い内容のものが多い…」と書かれていますので。

「表題作」片想い相手の従兄弟(31歳)の生前葬に参加するため、主人公(23歳)が5年ぶりに帰郷するといった面白い設定。攻めが格好良かった。方言も効いてた。

「お巡りさんと狐」田舎に異動になった警察官(主人公)と、その主人公を何とか落とそうとする化け狐の話。エチ描写無いのでどちらが攻め受けか不明。先生自身どちらでも良いとのこと。個人的には狐が可愛かったので受けであって欲しいな〜と思ってます。でもリバありそうなCPかな。

「雨のトリセツ」田舎の雨乞いを題材にした少々ファンタジー設定。多分DK同士だと思う。中学生では無いはず。幼馴染かな?とも思える2人。いじめっ子も好きで虐めてるんじゃないの〜?と勝手に勘繰った。こちらの作品もエチ描写は無く、おでこにチュッ程度なので攻め受け不明でしたが、勝手に眼鏡くんを攻めと想像させていただきます。

「月に一度のお召し上がり」ヘタレ攻めの長年の片想いが実るお話。ヘタレ攻めの結構重めの愛が良かったです。

あとがきで、「おでこにチュッ程度の恋愛未満のようなものが実は好き」と書かれていたのが意外で新鮮でした。でも、ファンとしてはやっぱり池先生お得意のセクシー成分は欲しいかもかも。

総162ページでちょっと短いですが、4CPのお話が入ってるからか、もっと読んだ気がしました。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!