作者の歴史を感じた♪





2014年6月28日
独特の…作品によっては哲学的にすら見えてしまう絵柄の作家さんですが、この1冊で成長の軌跡が見えます。
2カップル目の幼馴染みと、3カップル目の隣人ものは本編~後日談の絵柄がかなり変化しており、本編は結構昔に描かれ、後日談まで時間があったことが伺えます。白黒のコントラストの強い個性的な絵柄は以前より確立されていたけれど最近はそこに柔らかさも加わってより上品な画面になっているのを感じます。
●この作家さんは時代物や和物やノスタルジックな舞台で描かせると天下一品なのですが、現代物も全然いけると感じさせてくれる1冊です。舞台のせいか、持ち味の湿度は少し控えめかな。
●更にこの作家さん、エロも非常に見せ方が上手いのですが、表題作はセ/フレがテーマということもありそれがふんだんに楽しめました♪その分、表題作以外はエロ抑え気味です。
●1カプ目…学生時代から続くセ/フレ関係。揺れる受の気持ちと葛藤の末に出した結論は…。攻が男前です!ただのチャラい奴じゃありません。(後日談あり)
●2カプ目…親友だと思っていた幼馴染みが卒業を機に…。ずっと続くと思っていた二人の関係が変わってしまったら?戸惑い葛藤する受と静かに審判を待つ攻め。(後日談あり)
●3カプ目…隣人もの。隣のベーシストの騒音をきっかけに深まる二人の関係。受の気持ちの自覚。個人的にこの攻めキャラの温和な人間性好きです。(後日談あり)
●全てのカップルにおいて、形は違えど葛藤や気持ちの変化が上手く描かれています。
ミナヅキ先生はストーリーの組み立てが几帳面なので唐突感や違和感がなく読めます。
○内容 ☆☆☆☆
○絵☆☆☆☆
○Hの傾向 表題作はテーマ的にエロ多し。下品にならず色香と官能を感じさせる秀逸な性描写です。2~3カプ目は抑え気味であっさり。
2カップル目の幼馴染みと、3カップル目の隣人ものは本編~後日談の絵柄がかなり変化しており、本編は結構昔に描かれ、後日談まで時間があったことが伺えます。白黒のコントラストの強い個性的な絵柄は以前より確立されていたけれど最近はそこに柔らかさも加わってより上品な画面になっているのを感じます。
●この作家さんは時代物や和物やノスタルジックな舞台で描かせると天下一品なのですが、現代物も全然いけると感じさせてくれる1冊です。舞台のせいか、持ち味の湿度は少し控えめかな。
●更にこの作家さん、エロも非常に見せ方が上手いのですが、表題作はセ/フレがテーマということもありそれがふんだんに楽しめました♪その分、表題作以外はエロ抑え気味です。
●1カプ目…学生時代から続くセ/フレ関係。揺れる受の気持ちと葛藤の末に出した結論は…。攻が男前です!ただのチャラい奴じゃありません。(後日談あり)
●2カプ目…親友だと思っていた幼馴染みが卒業を機に…。ずっと続くと思っていた二人の関係が変わってしまったら?戸惑い葛藤する受と静かに審判を待つ攻め。(後日談あり)
●3カプ目…隣人もの。隣のベーシストの騒音をきっかけに深まる二人の関係。受の気持ちの自覚。個人的にこの攻めキャラの温和な人間性好きです。(後日談あり)
●全てのカップルにおいて、形は違えど葛藤や気持ちの変化が上手く描かれています。
ミナヅキ先生はストーリーの組み立てが几帳面なので唐突感や違和感がなく読めます。
○内容 ☆☆☆☆
○絵☆☆☆☆
○Hの傾向 表題作はテーマ的にエロ多し。下品にならず色香と官能を感じさせる秀逸な性描写です。2~3カプ目は抑え気味であっさり。

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