このレビューはネタバレを含みます▼
Xから飛んできてすぐ購入しました。
伊織くんからの矢印が猛烈でもうこんなのすぐ両思いハッピーハッピーゴールやろ!最高〜!!と思って読み進めるうちに伊織くんのほうがめちゃくちゃ自我抑えて絢人くんからの矢印ばきばきに折ってて、はや、はやく付き合えっはやくっ……とハラハラしました。
最初はすごく肉感と肌の生々しさとか性の描写に惹かれてたんですがふたりの心理のすれ違いが紐解けていくとああああーーー!!!!!と限界オタクになりました……
さたけくんから手出された時の駆けつけてくれる絢人くん、でも約束の場所にいけなかった伊織くんのもどかしさ、花束を用意してくれてたのにまた同じように傷つけてしまったばかりに焦燥する伊織くんの心理表現が大変秀逸で、この「ストレートにはうまくいかない」感がたまらなく愛おしかったです。
最高の作品と巡り会えました…わがままに戻って魔性な伊織くん、振り回されても満更でない絢人くんからしか得られない栄養があります。本当に読後感のよさが半端ないです……何度も読みます!!