このレビューはネタバレを含みます▼
ARUKU先生に沼るのが恐ろしくて薄目で見て逃げてたのですが、今作の試読でついに捕まりまして初挑戦。
高校時代アウティングによって五映の心をズタズタに切り裂いた天花寺。20年の時を経て「赦してくれるまで許さない」とのたまう天花寺の狂気にガクブルですよ、もう…それでも惚れた弱みか抵抗しながらも少しづつ心許していく不幸体質な五映の儚い美しさに涙。このまんま二人だけの国で二人だけの愛の言葉を紡いでいって欲しい。私もカヌレより天津甘栗が好きだよ、五映ちゃん。
全232ページなのですが読み応えが凄い、そして疲労感が半端ない。ARUKUワールドに少し触れる事が出来て光栄であります。