雪原の月影
」のレビュー

雪原の月影

月夜/稲荷家房之介

圧倒的な世界観と愛。国とは生きるとは愛と

2024年10月19日
あまりの素晴らしさに号泣しながら書いています。辺境に追いやられた元皇太子エルンストとその伴侶になったガンチェの二人の深い愛。とにかくお互いを愛しすぎる点は目を塞ぎたくなるくらいイチャイチャで微笑ましい。お互いがお互いを信頼していて時には静かに佇み、微笑み、優しく寄り添う。エルンストが、誰にも背負わせないようにと領主として非情な決断を下す時もガンチェはそっと見守る…なんて素敵な関係なんだろう。
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