このレビューはネタバレを含みます▼
今回は微妙でした。
演劇と恋愛という二つの題材があまりうまく面白さに繋がっていないなと思いました。演劇の凄さ,面白さをエンタメとして漫画で伝えるのってすごく難しいんですよね。過去失敗している作品をいくつも見てきましたが、今作もあまりうまくいってるとは言えませんでした。
途中から体だけの関係に悩むBLあるある設定になってしまったのもあり、3話以前と3話以降でメイン軸がすり替わっているようなチグハグ感もありました。
結局芝居ではなく恋愛方向であっさり解決してしまったのも少し残念。この着地点にするなら序盤で演劇の御託を並べるのではなく最初からもっと恋愛を全面に押し出すべきだったのでは?と。
ただ絵の美しさは以前にも増してパワーアップしていて、キャラクターも本当に可愛かったです。
ニッケ先生の絵は目が美しいですね。