このレビューはネタバレを含みます▼
藤野春は高校生の時から母親の友人の食堂でバイトしています。そこのお母さんが出産でお店に立てなくなったからで、お母さん違いのまだ小学生の大地が笑顔になるようにハルは一生懸命に話しかけます。大地は明るさを取り戻し、すっかり懐いたハルと「ずっと一緒にいたい」と約束するのでした。やがてハルが大学を卒業する頃、高校生になった大地は泊まってくれとハルにねだった挙句、寝ているハルのそばでオ◯ります。寝たふりをしていたハルは驚き、それでも大地を許してしまう自分に気がつきます。自分ばかりを追いかけていたハルの勘違いをなんとかしなくては…とハルは考えるのでした。小学生の大地の表情が子供らしく生き生きとしていて、中学、高校と大地の成長とともに大きなお兄ちゃんだったハルが華奢に見えてくる画力が素晴らしいです。可愛い弟がいつのまにか男の顔をして自分を見つめてくる衝撃と不思議なときめきとがナチュラルに伝わってきます。。大地と同級生のハルの妹•クールなサクも良きキャラでした。