このレビューはネタバレを含みます▼
良かったです!九號先生の作品は登場人物が本当に魅力的!
プロローグの言葉が吉見にかかって表現されてましたが、これは加瀨にもかかってたんだなっと後で気がつきます。お互いに7年間、ふとしたおりに相手のことを考え、思いだし苛まれてきたのだなと。
花火がとても効果的に使われていて、吉見への気持ちを表した花火の絵も本当にステキでストーリーにとって大事な要素になってます。この辺の表現の仕方とかさすが九號先生と言えます!!
最後は加瀨はイギリスに帰ってしまうようですが、嫌な終わり方ではなく未來を感じさせる終わりかたでした。正直、1巻で終わるの勿体ないな、もっと二人のこの先も読みたいし、南室さんを幸せにして上げて下さい!!当て馬なんですが、いいキャラなんですよね~。幸せになって欲しい…