このレビューはネタバレを含みます▼
桜部先生の「マンハッタンプロポーズ」がちょー好きで、何度も読み返してます。本作は、お！またニューヨークが舞台のお話だ〜わくわくと即買いでした♪◆一言で言えば三角関係のお話です。愛の鎖に縛られ圧倒的な存在の言いなりになるよりは、自由に羽ばたきたいっていうジュンの思いもわからないでもない。だけどーー。ただのないものねだりにも見える。アッパークラスならではのニコラスの、金にモノを言わせた全てお見通しながんじがらめの愛に対して、若さゆえ、成り上がりゆえのイタリア系らしい情熱的なマテオの愛が新鮮に見えただけのような。ニコラスの方にはジュンを色んな意味で手塩にかけて育てた自負があるでしょうしね〜。性具を同意なく使っちゃったりして嫉妬丸出しなニコラス、むしろかわいいなと思いました。ていうかその時が中 出し初めてだったの⁉ジュン、あなた自分がどれだけだいじにされてたかわかってるかーー⁉1〜2年後にジュンがニコラスのもとへ戻るのに3000点！賭けます（笑）ていうかマテオ、アメリカのアッパークラスの力を舐めてないか？仕事潰されるどころか命すらあっけなく奪える立場の人たちよ？そう思うとニコラスが良い人すぎて。ほんと、よく燃える薪は消えるのも早そう。◆できればもう少し長編で読みたかったです。そしてあとがきがあったらなおよかったです！
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