このレビューはネタバレを含みます▼
悪役令嬢、毒婦なんてとんでもない言いがかりで、むしろヤバイ王子と、王妃が主人公のシェリリアを陥れるための虚言だし、婚約者がいるのに堂々と、恋人のゲルダを連れ歩くってなんだそりゃ?って感じです。第三王子しかでてこないけど、第一王子と第二王子はどうしたの?まさか殺っちやったとか?一国の王子がこれでは国が傾くに決まっている。その小説読んでみたいものです。ただ救いなのは父親や侍女達と敵対していない事。シェリリアが賢く強く、商人や弟王らと手を組み己の運命を変えるために毒王妃や王子に罠を張るところ、さすがです。大切な髪を切られてさぞ辛かったと思いますが、どうか幸せになって欲しいです。