このレビューはネタバレを含みます▼
最終巻を読んで、【幸せになってよかったね〜】と思い、すごく泣けました。
恋愛だけでなく、これは家族、命の大切さ、自分で自分の未来を切り開くお話です。
「全ての子供たちの笑顔が心が守られますように、この柔らかい頬が手や足が痛むことがありませんように
、どうか生まれてきて幸せを感じられますように」
八重子ちゃんのこの言葉が、この本の全てだと思いました。
とにかく八重子ちゃんも桐島くんも頑張った!
そして、世の中の子育てをしてる人たちって本当にすごい。その人たちも人間だから、きっと完璧なことなんてない。それでも小さい命を守り抜いて、その未来へ繋ぐ人々をつくり、その人たちが大人へとなって、また子育てをして…と思ったら本当に尊敬です。
自分の過去に苦しむこともあると思うけれど、それでも進もうとした、手を差し伸べてくれる人もいた、これって本当にすごいことで、幸せなことなんだなと思いました。