后と河
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后と河

山中ヒコ

主人公のこれからにワクワク

ネタバレ
2024年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻。とても面白かった。国を上げての治水事業の話。国に流れる大河は定期的に洪水を起こしていて災害が耐えない。主人公の王佳はこれを根本的にどうにか出来ないかと河を氾濫しにくい場所に流したり、分流を活用して水量をコントロールする案などを提案していたがこの時代にはあまりにも途方もない大工事。周りからは荒唐無稽なことを言っていると相手にされていなかった。そこに皇帝である攻めが訪れて受けを王宮に引き抜きにくる。二人の恋愛も気になるところですが、この一大公共事業の行く末が気になる。受けは治水特化型の人付き合いが下手なノンデリ君なんだけど、人の心を気遣ったりできるようになりたいと頑張っている。職場の上司や仲間達との関係も面白い。
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