恋知らずの神様に捧ぐ
」のレビュー

恋知らずの神様に捧ぐ

滝端

目は口ほどにものを言う

ネタバレ
2024年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。作者様の作品ほぼ全作読んでおりますが、ストーリーも肌色描写も全体的にライトな作品だと思います。
仕事一筋で他人の望む姿を演じて生きてきた恋愛スキルを除く要素はパーフェクト社長×社長に全てを捧げる仕事場はクール美人プライベートは感受性豊かで繊細な秘書。
秘書は昔から人目を引く外見で、学生時代危ない目にあったところを社長(当時は学生)に救われた経験があり、彼の役に立ちたい一心で努力し秘書の座まで上り詰めます。お互いに恋愛感情に疎く、読み手側からすると序盤で思い合っていることは明白なのですが、このカップル中々遠回りをしてくれます。もどかしさを感じつつも、終始保護者視点で微笑ましく読み進められました。
作者様の根っからのファンの方には肌色描写が少々物足りなく思う部分は否めないかと思います。ただこちらの作品全体を通して考えるとライトな描写でおさめるのが正解だと感じましたので重い作品と重い作品の間に読むチェイサー的な感覚で手に取りやすい作品だと思います。
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