むせるくらいの愛をあげる
」のレビュー

むせるくらいの愛をあげる

岩下慶子

才能マンだらけ!

ネタバレ
2024年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモア秋祭りにて購読。
芸大に通うひばりと、バイト先で出会った同じ大学のバンドマン・ガクとの青春ラブストーリー。
芸大という、自分のセンスを磨く場所で刺激しあい切磋琢磨しながらピュアな恋愛を紡ぐ、眩しい作品です。
ひばりは周りに比べて普通なことがコンプレックスですが、ひばりも全然普通なんかじゃない!
ちゃんとセンスもバランス感覚もある、選ばれてる側の人間だなと思いました。
まぁ、ガクは言わずもがな天才型だし、芸大なので天才だらけなんでしょうけどね。
登場人物みんなキラキラしてて、才能が光ってて、凡人中の凡人な私には体験できない世界だなぁ…と思いながら読みました。
アッパークラスの海外ドラマを見ているような感覚というか。フィクションとして面白いけど、感情移入とか自己投影はしづらかったかな。
でも幼馴染みの美人くんも才能マンだし、こんな人たちに囲まれて生活してみたいなぁと思います。笑
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