このレビューはネタバレを含みます▼
こちらはWEB小説の書籍版とのこと、書籍化おめでとうございます!主人公2人のキャラの作り込みがよかった♪あとがきでは王弟ベルンハルトのキャラの方が先に作られてたとのことですが、ノエルの自由度高いキャラ設定が生きるのは、相対するベルンハルトの見た目や性格がしっかり作られてるからですね。負けることが大っ嫌いで、乗り越える的な重さもなく、苦労知らずに逆境を軽やかにスキップしてる感じが貴族のボンボンならでは。その【軽さ】が、ベルの【重さ】と融合するのがこの作品の魅力だなーと感じました。元夫も予想通りやらかしてくれて。雄っぱいもねー(笑)良き♪くすくす笑いながら読みました♪巻末の子ども時代の話のSSは…ちょっと取ってつけた感があるかなぁ。過去の話よりその後の2人がみたかったです。2人の結婚式とか。北沢先生の美麗な表紙と挿絵も堪能しましたが、一点だけ…ノエルの巻き髪を伸ばしたところはもう少し髪長い感じじゃないかと。ま、強いて言えばです。楽しい作品でした!