変な家
」のレビュー

変な家

雨穴(飛鳥新社刊)/綾野暁

独特で不思議、でも妙にリアル。

2024年11月4日
想像だけで、そんなに考えられるかな~?なんて…最初は疑問に思いながら読んでたんですが、ふと「そう」考えるともはや「そう」としか思えなくなってくる怖さが妙にリアルで、思わず背後を振り返ってしまうゾクゾク間取りミステリーです。
お話のテンポが割とゆっくり目なので、新刊が待ち遠しくて既刊分をつい読み返しちゃう作品。絵はとても丁寧で美しいです。ドキドキハラハラ手に嫌~な汗を握りつつ、適度にひと息つくタイミングが用意されており、お話の緩急のつけ方が秀逸で映像を見てる気分にもなります。グロ描写もそんなにないので、誰にでも読み易くなってると思います。

雨穴先生の「変な絵」も絶妙に気持ち悪くてオススメです!変な家の栗原さんも登場します ◜ω◝
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