イマドキのサバサバ冒険者
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イマドキのサバサバ冒険者

清水俊/埴輪庭

イマドキなのか

ネタバレ
2024年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ サバサバやなくて殺伐やないか(笑)。主人公の言ってることにはとても共感した。間違ったことは言ってない。間違ってないけど、社会性のある人間種族としては、限りなくサイコパスみも感じた(笑)。そのくせ、魔法の発動がポエム朗読というギャップもおもろい。本人にとっても周囲の人にとっても適度な距離感を保つことでお互い平和に暮らせるタイプでは。絵は上手いんだけど、どうにも動きのない作画なので、ウルトラマ○のソフビ人形で人形劇をやっているような感じがある。ダイの大冒険の作画の亜種みたいな新型の個性。シュール系の作風は絵柄とマッチして非常に良い。が、個人的には少し笑いがほしい。最初は新鮮だけど、ファブルみたいなシュール芸風が単行本として長期化した場合、笑いやメリハリがないと途中で飽きてしまう気がする。
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