シティ・ライツ・バースデイ【電子限定描き下ろし付き】
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シティ・ライツ・バースデイ【電子限定描き下ろし付き】

本郷地下

泣いた。涙が止まらなかった。

2024年11月9日
とにかく泣ける1冊でした。どうしても感想を書きたいのでこちらに書きます。本屋の片隅で、どうにも目を惹かれた、自分の直感を信じてよかった。私にとってはこの本が運命でした。
この世界にはどうにも惹かれあってしまう「半身」がいるという話はよく聞く話です。かくいう私にもいました。近くにいるだけで体が多幸感で痺れるほど、幸せをくれる人でした。でももう会うことはありません。その事実を実感する度に、胸が軋みます。でも、この物語のように、運命を捨てても、きっと私が結局選んだ方を運命にしていけばいいのだと思いました。救いでした。何度も何度も読み返す一冊です。
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