おくちのエロさは天下一品

お口の中が感じてしまう会社員が、親知らずの痛みに耐えかねて行った歯医者で治療中に感じてしまったことがきっかけで、その先生と恋人になるお話。
お話の着眼点がお口の中が性 感帯という一つのテーマに絞られていて、とても分かり易く、またとてもエロいです。出会ったきっかけや相手、今までの悩みや喧嘩の原因など、全てがお口に関係していて、ストーリーに筋が通っているなと感じました。そして、口が性 感帯という事もあって、エロいシーンでは口のアップや口元の汁描写が多く、それが余計にエロさや三森の気持ちよさを存分に表しているなと思いました。お口にこだわり抜いた作者様の想いが作品の細部にまで表現されています。
また、三森は普段はスマートなのに、感じてしまうととても艶っぽくなってしまったり、悠真はいつもは年下っぽいのに、えちになると途端にSっぽく、オスっぽさをだしてくるなど、二人のギャップも魅力的でした。そのギャップが表情を変えるようにコロコロと良く変化するのがとても良かったです。
そして、えちシーンもとても多くて見どころたっぷり。各巻、半分程がえちシーンなのではと思うくらい多いので、そちらもじっくり楽しめます。二人の何気ない幸せをまた見たいです。