番の本能と大臣の理性

ネタバレ

2024年11月16日

このレビューはネタバレを含みます▼ 努力を重ねて大臣職を得たバリキャリヒロインと、若くして宰相の地位に就くヒーロー。
突然番紋が発現して、情熱的な一夜を過ごした２人。一夜にして一人の女性に堕ちたヒーローに対してヒロインは拒否する。番として生きる＝大臣職を手放し家庭に入る事だとして理性と本能を分け、何とか番を解消しようとする。相手への恋情は番紋によるものだけなのか、それとも惹かれているのか？そのせめぎ合いが大半でした。女性の社会進出の難しさも分かりますが、ヒロインはなかなか頑なで番紋を消すため他の男性と致そうとしたり。読んでてちょっと疲れました。まぁ元々男娼買ったりできる女性だったので性行為への垣根が低いのでしょうね。希望を言えば、ヒロインがもう少し貞淑だったならよかった。同僚とのラブシーンもヒーローを守るためのうそだったらもっとよかった。その同僚さんの少し手荒なアシストが無ければうまくいかなかったんじゃないかと思います。
ヒーローSideは日記的な記録にちょこちょこ出てきます。ヒロインとの番紋が出てからは情熱的で一途でした。

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ぼた餅さん

(女性/－) 総レビュー数：3179件

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