汝、星のごとく
」のレビュー

汝、星のごとく

凪良ゆう/古里こう

汝...とは

ネタバレ
2024年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「月に一度わたしの夫は恋人に会いに行く」衝撃的な一行で始まるこの作品は凪良ゆう先生の人気小説のコミカライズ版。
小説「汝、星のごとく」を読んだ後、久らくこの世界観を引きずってそりゃ大変でした。
物語の始まり...庭に水を巻いている→ポストを覗く→夫を見送る→先の壊れたホースだった...この一連のシーンが眩しく水を浴びてる植物まで想像したシーンでした。コミカライズになるということは、こういう事なんだなって思ったり。
でも古里先生の絵は可愛い中に古風な感じもあり、この作品にはとても合っていると思います。
この小説がコミカライズになるとsnsで見た時から漫画好きな私は単行本の発売が楽しみで仕方なかったんです。
不穏でありながらも眩しさすら感じた冒頭から、主人公、暁海の回顧になって、親に大人に振り回されながら暁海と櫂は惹かれ合い恋に欲望を覚えて行く。
...櫂は、母親がある意味、櫂には執着してない分、島を後にできたし、暁海は、あの母親をひとりには出来なかった。
【わたしは愛する男のために人生を誤りたい】
この先の展開...また読了後、読了中いろんな気持ちにかき乱されるかもしれません。
この1巻は櫂が東京へ発ち、暁海が会いに来てる所までが描かれてます。
今後の二人がどうなっていくのか知ってるけど、、この作品の櫂を暁海と見守りたいですね...
あと人気小説ですので色々な感想が寄せられるかもしれませんが、古里先生の漫画でこの物語を読めるの楽しみにしてます。単行本版の特典?書き下ろしも良かったですね。
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