このレビューはネタバレを含みます▼
ファンタジーの設定ってどこかで読んだようなものが多かったのですが、この世界観は初で、すごくおもしろかったです。自分の魂の姿の霊獣!過去の経緯がありイザークには最初から塩対応のミフルでしたが、その過去のわだかまりやいき違いが徐々に明らかにされていくと、本当はミフルの中にずっとイザークがい続けたということが分かります。大事だったから許せなかったというか。誤解がとけてからのミフルの意地っ張りなかわいさと、塩対応時代から変わらず一途にミフルを思い続けるイザークの愛の重さがキます。閨での「イーザ」「ミフィ」呼び、なぜそんなに甘くなった!?いや、それが本来の2人の関係なんだけど。読んでいて恥ずかしくてジタバタしました。エチはラストに一回だけですが、甘さにより十分満足です。イザークの「今お前に逃げられたら俺は死ぬ」って、甘さでこっちが死んじゃいます・・。そしてエチの翌日、イザークを舐め回すミフルの霊獣ちゃん。イザークの霊獣もミフルに巻き付いてるし。魂を表す霊獣って、こんなとこまで表すんですね・・。あと、S Sで、アデルが地味にいい仕事してるのもよかったです。「俺とお前は大っ嫌い同士だよな」って、なかなか萌えるセリフでした。