コータロー君は嘘つき【タテヨミ】
」のレビュー

コータロー君は嘘つき【タテヨミ】

緒之

最後まで見届けたい

ネタバレ
2024年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現実逃避したい日々が続いており、マンガを読み漁っています。
こちらのマンガはたてよみで、読み慣れていない分、いつもなら途中でやめてしまうのですが、グイグイと物語の深奥に近づいていくので最新話まで読みました。

人の心が読める『高台家の人々』は明るさがありましたが、こちらは闇の部分が濃い印象です。(笑える描写もたくさんあります)
マイノリティーの極みにいる人の孤独、絶望、恐怖、生への渇望が描かれていて、まじめな話になりますが「生きること」「死ぬこと」をきちんと考えたくなりました。

「光の大きさと共に闇の深さも深くなる」と聞いたことがありますが、闇を抱えながらも、なんでもない日常が戻ってきてほしいなと思います。
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