探偵の処女処方箋
」のレビュー

探偵の処女処方箋

鳥谷しず/金ひかる

スリーピングクールビューティーのスピン

2024年11月19日
前作がおもしろかったので続けて同じ作家さんの本を購入したら、偶然前作のスピンでした。前作ではすごいおじさんだと思っていた大伴が、なんと本作ではハイスペな野生的かつ魅力的な攻めという立ち位置でびっくりしました。え、大伴って、パワハラ下品おじさんじゃなかったんだ・・。このギャップが埋められずに、気づけば大伴=下品なおじさんという構図で読んでしまっていたので、そこがちょっともったいなかったかな。スピンですが、どちらかというとこの作品を先に読んで、「スリーピング」を後に読んだ方がイメージしやすくていいかもです。相変わらずエチシーンは笑いを取りに行くスタイル・・「じゅぼぼぼぼぼっ」とか「ごりんごりん」とか、絶対に笑わせにかかっている・・、これはこれで癖になるんですよね。エチシーンだけなんだか突然エロ青年マンガ調になりますが、それもアリだと思います。それにしても谷地先生の親バカ(?)っぷりが光ってます。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!