ノっぴきならぬ
」のレビュー

ノっぴきならぬ

こふで

噛み締めるように読める

2024年11月20日
前作の「べな」から好きな作家さんですが、巻を増すごとに味わい深くなっています。1ページずつ噛み締めるように読みました。世界観の描写がしっかりしていて音まで聞こえてきそうなのに、情報量は決して多すぎず、メインの2人の輪郭がくっきりと印象に残ります。それぞれに不器用なところのある2人ですが、お互いを思い合う気持ちは本物。お天ちゃんも含めて幸福な未来を願いたくなります。
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