ノっぴきならぬ
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ノっぴきならぬ

こふで

色気でダムが作れちゃう

ネタバレ
2024年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結構腐歴長いんですが時代物というか江戸ものが苦手なジャンルで避けて読んでこなかったんですよ。なんていうか丁髷の時点で萌が削がれてしまって。そこに表紙で一目惚れしてしまった本作品試し読みしてみたらこりゃあっぱれだと即、、ではないですがあたためて2巻発売のタイミングで購入したわけです。
とにかく作中最初から最後まで色気で溢れてる。八重辰の物静かで秘め事を纏った妖艶な色気と寅次の漢気あふれる色気。止まることを知りません。
2人の長年の想いも衰えることもなく情熱的で7年前からすでにお互いがお互いだけに捧げた心と身体、今生ではおまえだけという一途さ。たまりません。
2人を取り巻く奉公人の方達もあたたかくほんわかします。お天もいじらしくて可愛くて仕方ない。たくさん愛されて育ってほしい。
江戸ものだと数少ないですし比べられがちかもしれませんが、長年踏み込めなかった丁髷にまさかハマってしまうほど絵も美麗で丁寧ですし先生の描かれるキャラクターや独特の世界観にわたしは惹き込まれました。
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