愛しのアンダードッグ【シーモア限定特典マンガ付き】
みよしあやと
このレビューはネタバレを含みます▼
絵がキレイで試し読みの感触もよかったけど、もう少しレビュー増えてから購入しようと思い、レビューが100を超え高評価なのを確認してから購入しました。
試し読み増量中に読んだところまでは変わらずよかったです。
受けの猪突猛進なところとか表情とか、この先どうやって攻めを懐柔していくのか期待したのですが。。
攻めの、若くして惰性で生きているなかで、真っ直ぐに突き進む受けの純真さと強さに絆されいく心境の変化を一番期待する話だと思ったし、その切り替わるタイミングと流れを楽しみに読み進めました。
話も中盤に差し掛かり、そろそろ恋を自覚して葛藤して盛り上がるのかと思った場面で、まだ攻めは無自覚というか冷めた反応で、あら？と肩透かしをくらった感がありました。そのあとものらりくらりとした盛り上がりで、最後のエチシーンのみ盛り上がった印象でした。
他にも、他店のヤクザ絡みの店に自店の子が薬を使われたから対峙するみたいな話があったけど、どうなった？？読み飛ばしてるのかなぁ？
そして店の子達はいろいろな事情を抱えた子だから、お店になにかあったら突然無職にさせてしまうとか受けに対して言ってたから、風俗店だけどプライドと責任を持って仕事してるのかと思ってたんですけど。
受けと表の世界で生きていくために、適当に生きてきた自分と決別という意味で風俗店を辞めたのはいいのですが、話をそういう方向に持っていくなら、店の子大切にしたりする下りはない方が良かったのになと思いました。いい加減な自分と風俗店はイコールで、バッサリ切り捨てた感が不誠実に思えてしまいました。辞めるにあたってフォローしてからとかなら納得できたんですけどね。。
生活スタイルが合わないから、世間体が悪いから仕事を変えるってのはおかしなことではなく真っ当なことなんですけどね。。
後半のエチシーンは色っぽいし、攻めが溺愛になる感じもよかったんですけど、、中盤から話の流れがどうもハマりきれませんでした。
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