闇に恋したひつじちゃん
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闇に恋したひつじちゃん

長蔵ヒロコ

圧倒的陽

ネタバレ
2024年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 長蔵先生のデビュー作が7年を経て復刊。当初なかった3巻を入れて上下巻で発刊。2015年だから、最初は2008年に出ていたんだなぁ。
片鱗はあるけれど、今の画力はこうした作品があるからなんだろうなぁ。

エンドは、ハピエンとは言えない気がするし、12人の魔女やマスターはどうなんだ?と回収しない終わり方ではあるけれど、ひつじの圧倒的陽なキャラが、「恋して幸せ」って言うなら、それでいいんだろうな。

子どものときから、出会うことが決まっていた。喰らうかもしれないが、迎えにいくということになっているから。
まぁ、メリバと言えばメリバかな。
でも、悲しい感じではない。

こういう作品も描かれていたのだと感慨深い。
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